黄身と白身が逆転した卵を作ったことありますか?
数年前からメディアなどにも取り上げられて以来どこかで一度は見たことはあるかもしれません。この黄身と白身が逆転した卵は江戸時代から「黄身返し卵」と呼ばれ、江戸中期の1785年に出版された「万宝料理秘密箱」にも載った、以外にも歴史の長い料理です。
産卵後3日以内の有精卵を使用して殻に針で穴を開け、中の黄身をかき混ぜて作る手間のかかるものでした。今では有精卵を入手しにくいことから無精卵を利用しますが、無精卵だと卵黄膜が弱くならず上手くかき混ざらないことから、ストッキングを利用して遠心力で卵黄をかき混ぜる作り方が一般的ですね。
ただ、ストッキングでやるにしても、たまにストッキングの伸縮で卵が割れて食べる前からショッキングなことになってしまうため、殻をテープでコーティングしたりとやっぱり作るのに手間がかかります。
色が逆転している不思議な卵をカンタンにつくれたら・・・・・。
そこでついにKICKSTARTERで登場しました。遠心力を利用する方法で「黄身返し卵」をカンタンに作れる「A Goose That Lays Golden Eggs」
カップの内部は遠心力が効率よくかかるようになっていて、12段階のロックがあるのでブンブン卵を回しているときに「卵がさよなら」することが無いようです。また、遠心力で「黄身返し卵」を作るときのコツの一つでもある「卵を縦に方向に回す」というのもしっかり抑えられているようです。
食卓の中に黄身と白身が逆転した卵が食卓に登場したら、鮮やかに色合いと話題が広がりそうです。
ただ、やっぱり気になるのは成功率。
ストッキングの遠心力で作った理想とされるキレイな「黄身返し卵」の成功率はなかなか低いようです。
だから、「A Goose That Lays Golden Eggs」にも成功率があるのなら、ちょっとしたパーティーでみんなで作って、誰が一番キレイな「黄身返し卵」を作れるかゲームしても面白いかも。
ブンブン回して、割ってみてからのお楽しみもまた一興ですね!
A Goose That Lays Golden Eggs [KICKSTARTER]
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